今日で46歳になった。
何がめでたいのか?この歳になると、歳を重ねることの幸せがわからない。
子どものころは、お誕生日=うれしい、楽しい、わくわく…
今は、そんなものは全くない。
お誕生日も、いつもと変わらない日常が当たり前のように過ぎていく。
特別なことは、何もない。
子どものころも、家庭環境に変化があった年からお祝いもしなくなり、
いつのまにか何もしないことが、当たり前となっていた。
それでも、子どもなりにお誕生日は何か特別な幸せを心の中で感じていた。
歳を重ねることが、うれしかった。
高校を卒業し、親元を離れて自由に身動きがとれるようになってからは、
お誕生日は友達や彼氏と祝うようになった。
あまり慣れていなかったが、それなりに楽しくてうれしかった。
しかし、結婚して子どもが生まれ、子育て・家事・仕事に追われる日々に
お誕生日を祝ったり楽しむ余裕がなくなった。
何をするでもなくどんどんと毎日が過ぎ、歳を重ねていくだけの日々…
もはや、何のために生まれてきたのか?さえもわからない。
私にとって、この日は本当にめでたい日なのか?
むしろ、また誕生日か…と、少し憂鬱にもなる。
憂鬱さを紛らわすために、自分へ誕生日プレゼントを与え気分転換をし
気持ちのコントロールする。
誕生日は、普段考えないことを色々と考え思い出しちょっと辛くなる。
今は、地味に苦痛かもしれない…。
それでも、おばあちゃんになり時間と心に余裕ができた時、この年まで歳を重ねてこれたことを
幸せに感じれる、そんな未来でありたい。