子育て15年生


15歳の娘と7歳の娘。

縁があって、この子たちが私の元にやってきた。

奇跡だ。

しかし、その素晴らしい奇跡に悩み苦しみ辛くなる時がある。

15歳の娘は、中学校に進学したころから急に反抗期が始まった。

0からの友達作り、慣れない中学生活、自分より勉強のできるクラスメイト達…

成長期のホルモンバランス変化もあり、常にイライラ。

自宅での態度は、最悪。

当初母親12年目。娘の反抗期初体験の私は、この行動に免疫がなく娘の態度に苛立つ。

反抗期がなかった(反抗ができなかった)私には、理解ができない。

学校生活が大変なのは理解できるが、今までの娘からは想像ができない。

反抗期は成長の証。親に自分の素を見せることが出来ている。暖かく見守りましょう。

そして、子どもが手助けを求めてきたり相談してきたときは、一緒に考えましょう

パソコンで反抗期を検索をすれば、大抵このようなことが書かれている。

しかし大人げない私は、娘の反抗に対抗してしまう。

負けてたまるか!なんでやねん!いいかげんにせい!親を馬鹿にするな!と。

娘VS母

大人げないにもほどがあるが、大人げないのだからしかたがない。

苛立ちを封印するために、娘の行動を見ない、

無関心でいる努力をするようになる。

関心を持つと、気になり苛立ち小言を言い、そして娘の態度にブチ切れる。

こんな日々に疲労困憊になったからだ。

娘が帰宅すると、憂鬱になる。お互いにだ。

休まるはずの自宅が、まったく休まらない。お互いにだ。

娘は、常に携帯片手にヘッドホンをしている。

話しかけても返事なし。

しかし、自分の都合の良い話や頭にくる話には参戦してくる。

そんな態度がまた腹が立つ。

時々、妙に機嫌よく話しかけてくる時がある。

そんな時ですら、無関心モード発令中の私は無関心で対応。

娘の機嫌の良い悪いに振り回され、苛立つからだ。

大人げないが、苛立ちを抑えるために必死だからだ。

それでも、登下校時に雨が降っていると

「濡れないかな。ちゃんとカッパ着ていったかな。せめて雨が小雨になったらいいのにな…」と、心配になり、メールをする。

既読にすらならないが。


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